毎年この時期はSkypeの全社会議がエストニアで開かれる。今年も本日24日から首都タリンに赴く。お昼くらいのフライトまあまあ余裕があるけど、成田に2時間前だとやはり8時半には家を出ないといけない。国際線も羽田発着であればなー。
エストニアはバルト三国のひとつ。Skypeが誇る研究開発拠点がある。Skypeのオフィスとしては一番大きいんじゃないかな。人数もロンドンより多いと思う。夏は非常に過ごしやすく、夜も10時近くまで暗くならないが、逆に冬(つまり今)は非常に寒く、午後3時過ぎから暗くなってくる。僕はSkypeに入ってすぐに一度だけ9月にタリンに行ったことがあるがそのときはとても気持ちよかった。家族と休暇で行きたいくらい。南の方にはParnuというリゾート地があり、夏は海水浴もできる。今年は夏ごろにもう一度行きたいなぁ。
天気予報を見てみたら滞在中は概ね天気も良さそうでほっとしている。最低気温こそマイナス4~5度と恐ろしいことになっているが、最高気温を見れば5度前後ということで、ここ数日の東京とさほど変わらない。
色々と関係者に会える良い機会なのだが、いかんせん時間が少ないので、どれだけコミュニケーションがとれるかが心配。行って交渉、プレゼン、という出張ではないので、比較的気持ちは楽で、飛行機内でPCを開くことも無かろうと思う。
滞在するホテルは日本にも何度か来ているカートと相部屋なので、それも楽しみだ。
では行ってきます。
追記:
夏の終わりにタリンに行ったときのブログエントリがWeb Archivesに残っていたので、ご参考まで。
http://web.archive.org/web/20050924205409/http://sats.zekku.com/34
http://web.archive.org/web/20050924205409/http://sats.zekku.com/35
http://web.archive.org/web/20050924205409/http://sats.zekku.com/37
前回のエントリで2008年のテーマとして下記の三つ掲げた。なぜこれらにたどり着いたか備忘録として書いておく。
Japan
三田の家の坂倉さんと話してみて、
世界との競争力という観点から日本ならではのものを追求してみたくなった。日本史を含めて、反省しがちな日本人気質は日本の三大宝物に「刀」、「玉」に加
えて「鏡」が入っていることからも分かるように美徳のひとつだと思っているけど、欧米流のやり方を聞いて「やっぱり日本人はそういうところがダメだ」のよ
うに反射的に動くのは決して鏡を使っているのではなくて、惑わされているだけだと思う。そういうときは一度京都に行ってすばらしい建築物を見て、こんなの
を創った文化は決して劣るものではない、と全否定を踏みとどまり、否定じゃなくて「日本もなかなか良いじゃないか。いやむしろ日本はそういうところがよい
のだ」という視点で考えるようになって欲しいと思う。僕もそうしている。そうしないと世界のフォロワーにしかならない。残念なことに、欧米も「我々のやり
方が正しい」という入り方をしてくるので、それに惑わされないように。そういうときに堂々と「ああ
そうなのね。でもね、日本はこうなの」とカウンターで言えるように日々訓練(?)している。僕は今、Skypeという非常にインターナショナルな会社にいるため、毎日その文化
ギャップと戦っている。戦っているというと日本文化を守っているように聞こえるかも知れないなあ。そういう場面も多いけど本質はそこじゃない。要は中立的な視点を持って海外のアイディアでも良いものはよい、日本のものもそう。そして「良い」は「客観的に良い」のか、「日本人にとっては良い」のか、外人に理解できるのか、日本人は対応できるのか(できなそうな考え方なら無理しない方がいい)、とかとか、そういうことを考えながらやっているということ。このように日本を外側から見ている人たちと行動するという立場にいることを貴重だと感じている。
日々そういったギャップを感じる一方で、本社の社員の多くは日本が大好きだということも事実。あらゆる理由を
付けて日本に出張したがっているのだ(笑)。多くの外国人がこんなに日本に来たがっているってことを、日本人は知っているのかな。
Creativity
Skype社内外問わず、ものづくりに積極的に関わっていきたいと思う。僕が作れるものって、子供に
作ってあげるLEGOのおまわりさん以外だと、ソフトウェアということになる。それは自分で実際にコードを書くというでは必ずしも無い。どう言ったらいいのかな。。そういうスタンスなんだ!というだけでもきっとこのテーマとしては達成と言えるし、自分で頭からメリメリ突っ込んでいくってこともそれはそれで十分あり得そう。そんなちょっと自分本来知っているCreativityの喜びに浸ることで、すべてにポジティブなフィードバックがあるんじゃないか、作る側に経たないと退化するんじゃないか、なんとなくそんなこと。きっとSkypeへも良いフィードバックがあるだろうし、Skypeに関して新たな発見があると思う。人生プライオリティも分かれば最高。そしてそんなことをJapanな視点全開でやっていければいいな。たとえば、海外でも使えるようなものを作るにしても「海外向け」に作るんじゃなくて、日本のルール、考え方、ツールはなるべくそのままでそれを「世界に上手く伝える」ことの方に重点を置きたい。
Mac
そして今年はMacユーザーになる。これはテーマか?と思えなくもないが、色々下記のように考えていたら、これは自分の視点を固定するに値する、まさしくテーマと呼ぶべきものであった。そもそも小学生の頃、Macは欲しくてたまらなかった。でも高かった~。とても親に買って欲しいなんて言えるレベルじゃあ、ありやせんでした。今のように15万円ちょいでMac Bookが買える時代が来るなんて思ってもいなかった。だから比較的「安価」にMacのようなことができるDOS + Windows 3.1 (または JUST Window?) という選択肢があったんだ。Macじゃなかったその当時のもう一つの理由としてはNECのPCでBASICで遊ぶのが流行っていたからというのもある(僕のまわりだけかも...)。PCでBASICって書籍も多かったし。
それからずっとWindowsを使ってきて(大学はSolarisも)、Windows2000で安定性としてはほぼ「いいんじゃない?」の粋に達した。でも、ビジネス用途でWindowsがMacに安定性の面からチョイスされていたのは、たぶんその頃までかな。その後、OS XからはSad Macなんてなくなったし、UNIXユーザーも、Windowsユーザーも(Bootcamp とか Parallels で)、もちろんMacユーザーもみんなハッピーになれるオールインワンな端末としてMacは存在している。昔はかわいいおもちゃとしてMacが欲しかったけど、今は非常に現実的に、そして普段使って嬉しいものとしてMacが必要になった。
実は上記のCreativityとMacユーザーへの移行はリンクしている。僕にとってソフトウェア開発とはOS依存のアプリケーション開発のことだったんだけど(正直Webなんて...と思っていた)、今、ようやくWebが(開発対象として)面白そうと思えてきた。つまり唯一Windows nativeが必要だったのは、Windowsアプリを開発することを念頭に置いているからであって、それを捨てれば、もうWindowsな理由はない。それにWindowsが必要になったときでも、bootcamp、parallelsがあればOK。
あとは軽いMac Bookさえ出てくれれば完璧だ。と思っていたらMacBook Airが発表に!今だ!と思ったのもつかの間、若干の予算オーバーで家族と相談スタート。すでに自宅でMac Book Proを年末から使い始めているので、すでに移行は始まっているが、普段触れるコンピュータがすべてMacになるのは、その相談次第。
ところで、僕のような人は必ずWindowsをMacにインストールするだろうから、OSの売り上げという意味から言うとマイクロソフトのインパクトは少ないのかも知れない。となると、僕のような人が今後増えてきた場合、もっとも困るのはPCメーカー(Windows機メーカー)ということになる。だってMacOSを動かせるのはMacだけで、その逆はない。すると今度はマルチタッチなどの入力デバイス(ハードウェア)を含んだ形で「ハードとOSの組み合わせ対決」が始まるのかな。それも今のところMacBook Airでやられちゃっているけど。
さらに僕のような人が増えると、OS非依存のGoogleなどのWebのサービスが重宝がられる。またマルチプラットフォームに対応しているSkype :) のようなアプリケーションも重要性が増す。そしたらまたマイクロソフトはMac版IEの開発を始めるんだろうか。そんな妄想がつきない。というわけで今年のテーマの最後に「Mac」を据えてみた。
今年はこれら3つを個人的なテーマにしてみた。真の意味でのCreativityということに関しては今年は「準備」の年になるかも知れない。僕が今年出会う人にもよるだろうし、その辺はよくわからない。いずれにしても、仕事は仕事でちゃんとObjectiveがあるので、それと直行する形でこのように個人的なテーマを設定してみるのはちょっとした実験。3ヶ月ごとにレビューしたいけどたぶん忘れそう。
皆さん、今年上記テーマでピンときたらご一報を!
もう1月も下旬になり、恥ずかしいくらいタイミングを外しているが、こそっと2007年の振り返りをば。
昨年2007年はSkypeのカントリーマネージャとして、だいぶ落ち着いて仕事ができた年だった。「開発者支援」という肩書きでSkypeに入った僕がマーケティングをやるように言われた2006年は正直とまどいもあったが、2007年はそんな気負いもなくなり、冷静に仕事に集中できた年だった。特に、僕自身がカントリーマネージャの仕事で最も重要だと位置づけているローカルパートナー提携、つまりExciteさんとの提携もでき、締めくくりも良かった。また今年2008年に花開くようなプロジェクトの仕込みもできたので、そういう意味では緊張感も良い感じで2008まで持続している。
振り返ってみれば2007年は良いことが多かったように思うが、それは最後に帳尻を合わせられたからであって、ミクロに見れば、その都度都度、本当に何かしようとする度に困難に直面したし、それなりに立腹することもあったし、誤解を解くために奔走することもあった。はたまた一方で予想外の朗報に爆笑することもあり、本当に日々是精進であったなあと振り返る。Skypeに入ってからずっと、いつも心の中でつぶやいているのは「Find the solution!」という言葉。結局これしかないな。今年も Go, find the solution! デス!。前任のVinceさんもよく言っていた。
さて、2008年をどうしようか考えていたら自然にテーマが3つに絞られた。
これだけだと自分でもあとで見て分からなくなると困るので、コメントをつけたいのだけど、長くなるので次回のエントリに持ち越しー。
発売後、すぐにエネループのモバイルブースターを購入した。パナソニックのポケパワーと比較し、手持ちのエネループとの相性と、デザインで決めた。
USBから電源供給できるデバイスを複数台持っているが、それぞれに対応するケーブルを万が一のために常に持ち歩くのは煩雑だなあと思ってWebで探していたら、こんなのを発見。
早速購入。これで、ミニUSB(PSP、X02HT)、Nintendo DS (およびDS Lite)、iPod、PSPの電源などが一気にまかなえる!実はこれモバイルだけではなく、充電ステーションの実装がより簡単になるかも知れないので、もう一つ自宅据え置きように購入した。
そして、充電ステーション用に必要なのは、モバイルクルーザー2.0。ACからの電源杏ky卯が得られるようになる。しかも ...
これは2,000mAを供給するので、一般的にUSB端末への出力はひとつに付き500mAが必要だとすると、同時に4台まで充電が可能にる(はず)。最近のUSB<=>AC変換アダプタは1,000mA対応のものが増えているけどこの2,000mAはすごい。
モバイル外部電源を求める旅は、最終的に充電ステーションの実装変更も含む形で決着した。よかったよかった。
前エントリで再びオフラインになると書いたんだけど、思い出して緊急エントリ。
今年初めて坊やにお餅を与えたことがきっかけ。ゆっくりよく噛んで食べるんだよ、と言い含めて緊張しながら見ていたら、案の定「おえっ」となり、ドキッとした。幸い何ともなく、その後も問題なく餅を食べていたんだけど、いざ詰まってしまったらどうしたらいいんだろうと思い、PCを起動したついでに調べてみたらこんな機器があることが分かった。
救急吸引ノズル
まあ基本は、ひっくり返して背中をトントンたたくことらしい。が、これの吸引ノズルも本当に有効だとのこと。 家庭用の掃除機に装着して使うんだそうだ。
今後のことを考えて我が家では購入することにした。
子を持つ親の皆様、ご高齢の方と同居されている皆様へ、ご参考まで。
あけましておめでとうございます。
大晦日に2007年の振り返りブログエントリを書こうと決めていたのだが、自宅で子供へフルコミットしているとまったく予定通りにはいかない、ということは予定通り :)。年末からずっと完全な「オフ」状態である。一応、休暇中にやるべきことはあらかじめ下記のようにリスト化されており、半分ほど達成できている。
2007
2008
というわけで、本日はパシフィコ横浜まで「トミカ博」に行ってきた。正月二日だというのに親子連れでにぎわっており、駐車場探しで苦労した。前回サンシャインで行われたトミカ博に続き二回目なのだが、坊やの理解度が前回よりも増しているため興奮もすごかった。昼寝の時間を等に過ぎ、よれよれになるまで遊んで車に乗ったので、すぐに寝るかと思いきや、あまりの興奮のためかずっとしゃべり続けていた。家に着く直前くらいですーっと寝てしまい(最悪のパターン)、結局奥さんと坊やは駐車場でしばし昼寝。僕はスーパーで買い物をしたり、一足先に家に戻って年賀状の返事などを書いていた。トミカ博は「ミニカー釣り」やら、自分で部品を選んで目の前で組み立ててくれる「トミカ工場」など、様々なアトラクションが用意されていて、参加すると少なくとも一台は限定のミニカーがもらえる。入り口でも記念品としてミニカー(今回は日テレのテレビ中継車)がもらえるので、結局今日一日で6台もトミカの追加されてしまった。
さて、ここまでかなり順調にToDoをクリアしてきている。たこあげに関しては、明日坊やと練習する予定。ヒッチングポストはこれから奥さんと開けてみることになっている。鴨があるそうなので(ナイス)、それをおつまみに仕立ててもらおう。やばそうなのは(予想通り)WiiFit。いや、僕は全くやる気満々なのだが、坊やがいるとできない。僕がバランスWiiボードに乗っていると、当然ながら一緒に乗ってくる。ちょっと待っててねというと怒って泣く。そんなわけで面倒なことになるので坊やが寝てからやることにした。が、その頃僕はすでにお酒を飲んでいるので、いかんせん決心できない。休み中、3回ほどできたんだけど、それはすべて坊やの昼寝中もしくは夜寝たあと。その他、同様の理由で、録りためた映画・芝居も観られていない。まあしょうがないな。そのかわり、ミッフィーちゃんやペネロペは観まくり。
上記それぞれのToDoに関して述べたいことがあるが、PCを起動していないので追いついてない(=非常に良い休みと言える)。せめてあとから思い出して書けるようにキーワード(ポインタ)として、なんとかこのエントリを書いた。
PCに向かっていなかった分、色々と2008年にやりたいこと、やるべきことなどの抱負をぼーっと考えることができた休みでもある。強制的にPCから離れて(かつ遊ぶわけでもなく)考えることが大事なのかも知れない。もやっとしたこの抱負は、焦ってfixせず、もう数日寝かせてからエントリしよう。またオフラインになります :)
今年もよろしくお願いいたします!
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