| なわとび人生60年 | 現実から学ぶ道徳番組『道徳ドキュメント』| NHK
NHKのこの番組を観て、懐かしさがあふれてきました。
僕が通っていた小学校は大変なわとびが盛んでその平均レベルも高かったと思います。冬になると校庭中なわとびをする生徒であふれていました。その理由は学校が力を入れていたことももちろんですが、なんと言っても、年に1度、なわとび世界チャンピオンの鈴木さんが指導に来てくれたからだと思っています。
校庭の全校生徒の前、朝礼台の上で繰り広げられる4重飛び、5重飛びを見たときの衝撃は忘れられません。
(記憶が正しければ5重飛びはとても難しく、朝礼台の上では1回か2回くらいしか成功しなかったと思いますが)「技」ごとになわとびの最適な長さがあるようで、交換されていたのを覚えています。
現在も「ノンストップなわとび9時間46分」の記録は破られていないそうです。
もちろん小学生時代の僕も例に漏れず、鈴木さんの来校、およびその指導に影響を受けた一人でした。それなりに頑張ったのでスポーツが嫌いな僕の数少ない得意競技の一つでした。実際に小学校1年か2年のときはクラスで一番上手になっていたみたいで、担任の先生に「なわとびしんちゃん」と呼ばれてとても嬉しかったのを覚えています。そしてそのようなことが、色々な自信につながったと思います。
番組を観るとかなり年をとられたなー(当然ですが)という印象ですが、現在69歳ということは、僕の小学校に来てくれていたときはすでに40歳近かったのですね。今思うと、その方が驚きです。当時は、とても優しい方だったという印象があり、番組でもその点は全く変わっていませんでした。現在でも小学校を訪れ指導をされている様子が紹介されており、指導を受けた女子生徒が「優しく教えてくれたので、できるようになって、良かった」と言っていました。変わっていないんですね。素晴らしいな。
小学校の僕になわとびがあって本当に良かった。
鈴木さん、どうもありがとうございました!
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