今月5日から昨日までの香港出張は、なんだかとても疲れちゃった。
翌日である今朝は全く起きられず泥のように昼過ぎまで寝てしまった。
出張は丸二日間、ボスと二人で膝を突き合わせて、溜まっている問題のアップデートと、今期来期のobjective設定。ミーティング自体は非常に充実していて、ボスともいろいろ話せたし、食事もおいしかったので、疲れの原因はそこではない。
たぶん原因はフライトスケジュールとホテルの悪環境による寝不足と、あとで述べる「寒さ」だろうと確信している。
まずフライトスケジュール。往路は夜11時頃香港着の便で、帰りは朝10時の便。行くだけの日と帰るだけの日があるというのは非常に恵まれたスケジュールと言えるんだけど、時間が遅かったり早かったりするとかえって疲れるものだ。次にホテル。フライト前日の深夜までホテルが決まらず(それだけですでに疲れる)、やっとロンドンの旅行会社に見つけてもらったのだが、そこがイマイチだった。部屋こそ「最上階30Fのハーバービュースイート」というたいそうな名前がついているが、言ってみれば、無駄に広いだけの部屋で全然スイートじゃない。普通のツインの部屋がいいよ。本当に広いだけならまあいいのだが、旅行会社が探しまくってようやく押さえた安いホテルなので、スイートと言ってもイマイチきわまりなかった。サービスも良くないし(何をお願いしてもフロントまで取りにこいと言う)、ライティングデスクにはパワーサプライがないし(え!PC使えないじゃん!10分くらい探しちゃった。結局、寝るときやシャワーのときなど、PCを使用しないときに、隣の部屋で充電し、机で仕事するときはバッテリー使用。エクステンションケーブルを所望するも「無い」と即答された)、オフィスへも遠い(前回のホテルは徒歩5分ほどだったが、今回は徒歩25分以上)。でも何より一番つらかったのは、部屋が「寒かった」こと。初日は朝起きたときに凍えていて速攻で暖をとるためにシャワーを浴びた。翌日はちゃんと追加の布団をもらって、くるまって寝たのでよかったが、ふと、これはきっとエアコンを切っているからだと思い、オンにして最高温度の30度に設定したらもっと寒くなった(エアコンをつけていなかった隣の方が寒くなかった)。おかげでなんだかずっと風邪気味だし、睡眠不足なのだった。
そもそも今回の香港出張は「寒い」というキーワードでくくれるほど、寒さに苛まれた。エストニアなんかは寒いと覚悟していった分、まったくそんな印象は無い。念のため言っておくと、外は非常に過ごしやすく、それどころか多分一年でもっとも良い季節なのではないかと思う陽気で、湿度もまったく感じられなかったんだけど、とにかくホテルの部屋、オフィスの会議室、レストランに至るまでとにかく屋内が寒い。僕は基本的に暑がりなほうで、夏場のオフィスでよく見られる冷房闘争では必ず「強」の陣営に収まるほどなので(寒ければ着ればいい。暑いのはこれ以上脱げないんだから、と強く訴える方)、こんなに寒い思いをしたのはあまり記憶に無い。
そんなこんなで夕方家に着いた頃はぐったりしていた。帰ってきた日は坊やに会えた喜びやら、出張がうまくいった安堵感などでややハイテンションだったが、自宅のベッドで寝たが最後、ぴくりとも動けなくなった。
本当に今回の実質二日間の出張は中身の濃いもので、大充実だった。が、寒くて疲れた。
いつも出張のフライトスケジュールを決めるとき、早く家に帰りたい気持ちが強くてギリギリにしちゃう傾向があるんだけど、ギリギリの行程で行って帰ってきても、結局、家で疲れてしまうのは逆効果だと改めて実感した。少なくとも現地で「昼間」半日くらいゆっくりできる時間が必要だな。また6月上旬に香港に行くことになるので、今度は早めに準備して、近いホテル、余裕のフライトを確保するぞぅ。
ホテルからの景色1 posted by (C)いわた
ホテルからの景色2 posted by (C)いわた
ホテルからの景色3 posted by (C)いわた
eBayオフィスからの景色1 posted by (C)いわた
eBayオフィスからの景色2 posted by (C)いわた
Grand Millennium Plaza付近1 posted by (C)いわた
Grand Millennium Plaza付近1 posted by (C)いわた
一人で入ったインド料理店 posted by (C)いわた
最近のコメント