気が合わない人と起業

先日、某社の創立25周年記念パーティーにて、とある会社の社長さんと立ち話をする機会がありました。(立ち上がって数年の会社ですが、いわゆるベンチャーではないタイプ)

彼は一緒に経営している仲間について、実は人間としては全く気が合わないタイプだとおっしゃっていました。ただ、ビジネスパートナーとして自分にないモノを持っているから、良いパートナーだと。確かに飲み会の席でもすぐに帰っちゃうなぁ、と思い当たる節も。

翻って自分を考えてみると、たぶん自分は逆ですね。
そもそものゴールをどこに置くかですが、僕は起業にしろ、仕事にしろ、何にしろ、楽しくあることが目的なので(笑)、気が合わない人とわざわざ組むなんてことはまずないです。ある意味、非プロフェッショナルと言われるかも知れませんが、僕にとっては単にインセンティブやモチベーションが「気の合う仲間と仕事をする」ことなんです。起業に代表されるような「ある程度リスクを取ってする仕事」はそれ自体楽しいですが、僕にとってはリスク(と思っていませんが)に対するインセンティブは、そういうことです。

誰かに頼まれて会社を運営しなきゃいけないのであれば、確かに多少気が合わない人でも確実に実行する人を選ぶかも知れませんが。。。ああでも、そもそも、そんなに人に差があるとは思えないなやっぱり。ちゃんと理解してくれる仲間であれば、必ず実行可能だと信じています。どうしても必要なら、傭兵を雇えばいいし。

僕と全く違う考えの経営者に会ってみて、改めて自分が何を求めているかがはっきりしました。

本当の本当の目的って何でしょうね。気の合わない人と組んで目指すものって。。もちろん、会社としての成功だとは思いますが、さらにその上の、人生、とまでは行きませんが、生きる上での目的って何でしょうか。やっぱり楽しいことじゃないのかなぁ、と思ってしまいます。やはりそれがベースにあって、次に社会貢献などという順番じゃないとどこかで破綻するような気がしています。

そう言えば社長さん、あまり楽しそうじゃなかったなぁ。
楽しくないんなら、、、い、言えません！