人生初の金縛り

ちょっと前になりますが、ロンドン滞在中の4日目の夜かな？
明け方4時〜5時くらいに、滞在先のホテルで人生初のいわゆる「金縛り」に遭いました。

一言で言うとものすごく怖かったです。
（それは金縛りに対する自分のイメージ、自分の気持ち次第だったということを後に知るのですが）
以下そのときの顛末。

= = = = =
僕はベッドで眠っています。
すると部屋のブザーが鳴りました。
でなきゃ行けないと思うんだけど疲れているのか、どうも気力が無くて「まあいいや」という気になっていました。
すると部屋にいたおそらく僕の親しい人（誰だか不明）が、代わりに出てくれたのです。その時点で怖い。
そして誰かが入ってきた気配があります。
このとき頭の中では「あーきっと気のせいだろう」と考えています。
すると誰かがベッドに手をついたようにベッドがぐっと沈んだ気がしたのです。
「これも気のせいだろう」
と思っていると次は明らかに誰かがベッドに手をついているはっきりとした「ベッドの沈み」を感じたのです。
この時点で「うぉー誰かが自分の部屋に入ってきて無言で僕のベッドに手をついている。起きなきゃ！怖い！」という感覚です。
しかし体が全く動きません。（＝金縛り）
しかしまさか頭の方には来るまい、と思っていると今度は、寝ている僕の頭をぐっと押しつける感覚がこれまたはっきりとあるんです。
うわーこれはいよいよやばい！
と思ったら動けるようになり「ぐわっ！」と起き上がるとそこには誰もおらず（いたらもっと怖いです）、単なるリアルな夢だったのかちょっと不思議な感覚になりました。
= = = = =

眠かったのでその後もしばらくベッドでまどろんでいたのですが、トイレに行き、頭が冴えてきたら、これは金縛りだと思うようになり、さっそく Google しました。
「金縛り」で検索すると大量に出てくるので、ここでは一々ソースを書きませんが、要約するとこんな感じです。

金縛りとは？

• REM (Rapid Eye Movement) 睡眠中に脳だけが覚醒する状態
• REM睡眠は、毎日の睡眠中1.5時間ごとに訪れ、脳は結構覚醒している
• またREM睡眠中は骨格筋が緩んで、動けなくなっている。このときは寝返りも打たない
• REM睡眠中の骨格筋が緩んで体が動かないときに、頭だけちょっと活動するのがいつもみる「夢」、もっと覚醒しちゃうのが「金縛り」のようなだいたいそんな感じ
• つまり覚醒しているかしていないかの違いがあるだけで、動けないという意味では毎日睡眠中に3〜4回は動けなくなっているわけです

起きる条件は？

• 旅行中など、体は疲れているのに頭は興奮状態のとき
• 時差ぼけ中など

金縛りは怖いのか

• Webのいろいろな情報を総合すると、それは自分次第
• 元々金縛りは怖いというイメージがあれば怖くなる
• 実際僕のケースも「ベッドに手なんかつかれたらいやだなー」と思ったら手をつかれ、「ああ、さらに頭に触られたりしたらもうおしまいだ」と思ったら頭をぐっと押された
• Webで検索すると出てくる「金縛りの達人」達は、自分で色々とコントロールして、肉体浮遊や、亡くなった友人に会ったり、離れている恋人に会ったりしているようだ

これらを知ったあとでの僕の金縛りの定義はこのようになりました：

「唯一、自分で夢をコントロールできる状態のこと」

誰もが一度は、自分のみたい夢を見られたらいいな、と思ったことがあるのではないでしょうか。何を隠そうそれが可能なんです（たぶん）！金縛り中は！

すると非常にもったいない気がしてきて、もう一度その状態になりたくて、翌日もワクワク（ちょっとドキドキ）しながら眠りにつきましたが結局なりませんでした。上記を証明するために、色々試そうと思ったんですが。。。注意点としては、ネガティブなことを考えるとそっちに行くということ。リラーックス。

海外出張中の楽しみが増えました笑。

金縛り - Wikipedia

Comments

[投稿情報: Dyun]

金縛り、私も経験ございます。
学生時代、うつむせで寝ている背中にドスンと乗っかられて「キャキャキャキャキャ～」と笑う「誰か」に脇の下をくすぐられました。

最初の感想は
「何すんじゃコラ～っ！」
友達か誰かがふざけてやってると思いましたし、本当にくすぐったかったものですから。
跳ね起きて誰もいないと知った時には
「・・・妖怪のしわざ？」

その後、何度か似た様な経験を重ねるうちに、夢の一種と悟りました＾＾

[投稿情報: siwata]

Dyunさん、コメントありがとうございます。

初めての時は怖いですよね。感覚が実際にあるわけですからね。心霊現象と思ってしまうのも無理はないなーと思いました。

[投稿情報: Dyun]

私の場合、外はもう明るかったこともあって、恐怖感はなかったんですよ。
ただもう、キツネにつままれた感じで。
でも、ロンドンという異郷の地で、暗いホテルの一室だったらと思うと・・・＾＾；