僕は今でこそウナギは大好物ですが、長い間、食べるのを拒否し続けていました。
それは子供の頃、ウナギを食べたときに骨がのどに刺さって、とても痛い思いをしたからです。以来ずっと家でウナギがでても食べないし、外食でもうな重はあり得ませんでした。少なくとも小学生の間は、ウナギ嫌い(というか恐怖症)で過ごしてきました。
今はもちろんおいしくいただいていますが、最近思うのは、僕はどうやら「ウナギの骨がのどに刺さりやすい体質」だということです。
実は今日も刺さってしまいました。
この前、坊やがウナギのたれが付いたご飯をよく食べたので、今日もまたあげてみることになりました。たれ付きご飯だけではなく、ウナギそのものもよく食べたのですが、僕は個人的な思いから、骨は執拗にかつ厳重にチェックしてから食べさせます。前回はよく食べたんですよ。本当に。ただ今日は、もうおなかいっぱいだったからかも知れませんが、全然食べません。一生懸命骨を取ってあげたのに、残しちゃいました。そこで僕が、ぽいっと残りのウナギを口に入れ、飲み込んだら、早速刺さりました :( 骨の奴!
うがいをしたり色々試したのですが、だめ。
しばらくたっても、まだ痛いので、ついに最終手段。奥さんにお願いしました。
ウナギの骨がのどに刺さったときは、いつも奥さんにとってもらっているんです。。
うちには僕のウナギの骨を抜くために買った、ピンセットと(歯医者さんで使うようなミラー)があります。笑。奥さんはこれらをささっと出してきて、僕に自分でライトで喉の奥を照らすように命じると、「今回は喉じゃないよ。舌に刺さってる」と診断。ミラーでツンツンしてくるんですが、確かにその辺が痛い。「舌を引っ込めないで」などと色々忠告されながら、口を開けていること数分。見事僕の舌の付け根当たりから、長さ7mm程のウナギの骨を除去してくれました。今は快適です。
思い出すと、一番最初の時が大変でした。あれはもう5年くらい前になるでしょうか。
今回なんて目じゃないほど、大きいウナギの骨が喉に刺さってしまい、痛みも半端じゃありませんでした。このままだとかなりやばい。死ぬかも知れない(基本的に大げさとよく言われます)。と大騒ぎしていたのですが、当初は奥さんも全く取り合いません。僕は鏡の前で口を大きく開けて、ライトで喉の奥を照らしてみました。すると、自分の目で喉に刺さっている骨を確認できたのです。そして奥さんを呼んで、見せると、、、見えたモンは取りたくなるのが人情でしょう。俄然やる気を出してきて、家の中のあらゆる道具を使って取ろうと試みました。
が、やはり取れません。で、必要なのは、歯医者さんのようなミラーと先が少し曲がったピンセットだという結論にいたり、なんとそのとき深夜0時頃、車で20分ほどのドンキホーテまで二人で行き、道具を暢達しました。急いで家に帰り、さっそく施術開始。どうも舌が邪魔らしく、バターナイフを出してきて、僕の舌を押さえつけ、僕はライトを喉に向けて持ち、奥さんはミラーで場所を確認すると必殺先曲がりピンセットで、見事、骨の抜去に成功したのです。僕の安堵はもちろん、奥さんにも達成感があったようです。
何でこんなにウナギの骨が刺さりやすいんだろう。子供の頃に比べて喉の穴も広くなっただろうに。。。でも奥さんの骨抜去術の腕前も上がっているので、あまり心配はいらないか(※)。
(※) 本当は耳鼻咽喉科で処置してもらうことをおすすめします!僕の場合は一番最初のときがたまたま深夜で、痛くて明日の朝まで(病院が開くまで)我慢できない!と弱音を吐いたので、やむなく奥さんが手を下した(笑)ことが発端ですので...
どなたか、ウナギを食べても骨が喉に刺さらない方法を教えてください。
3回(3食)に一度は刺さっています。
魚の骨にやられずに食事する方法というのは、おそらく技術的な問題だと思います。
祖父の影響ですが、私は小さな頃から色々と魚を食べつけてきまして、その所為か滅多なことでは魚の骨で苦労せずにすみます。
むしろ、サンマやイワシ程度の焼き魚なら、骨ごとアタマからシッポまで丸ごと食えます(笑)
ウナギの骨については、油で揚げてスナックにするほどです。
基本は、「身の向きと骨の流れを考えて骨が口腔内で垂直にならないよう気をつける」「いきなり噛み締めず最初の数回の咀嚼は軽くゆっくり」「飲み込む時は喉奥を広げる感覚でスッと通す」の三点でしょうか。
なにぶん感覚的なもので説明はし辛いのですが、とにかく骨が口や喉で刺さろうとする方向に向かないように制御してやれば OK です。
…コレで説明になったらスゴいな(爆)
投稿情報: n-yoshi | 2007年7 月25日 (水) 20:55
浜松が実家という人に聞いた話ですが、、
その人のじいさんは骨の感触があるだけでそのうなぎを食うことを拒否してしまうのだとか。
なんでも、天然ものは骨がきついそうです。養殖うなぎには骨がやわらかいものがあるらしく、一概に天然が良いとはいえないそうです。
ですので、浜松産の高級養殖うなぎに挑戦してみましょうw
投稿情報: まつもと@さんのう | 2007年7 月25日 (水) 23:20
私もうなぎ食べてるとき刺さりそうになりましたそれからうなぎを嫌っています今でも食べる気ありません・・・気をつけてうなぎを食べてくださいね
投稿情報: 久保径太 | 2007年7 月26日 (木) 09:30
皆さんコメントありがとうございます。
> n-yoshiさん
僕もずっと祖父母と同居でしたから、魚はよく食卓に並びました。そのせいか、骨を取るのもとてもうまい(きれいに食べる、とよく言われます)と思っています。さすがにサンマはものによりますが、僕もイワシは全部食べます。ウナギの骨せんべいも大好きです。
で、それらをふまえた上で、ウナギだけ骨が刺さりやすいのです。
n-yoshiさんのコメントは、昨夜福岡のホテルで読みましたが、「そんなの無理でしょ!」とひとりごちてしまいました。笑。でも試してみます。ありがとうございました!
> まつもと@さんのうさん
浜松で、5000円うな重を昔食べたことあります。サザンのコンサート@浜名湖の帰りだったかな。なるほど、そういえばそのときは骨が刺さっていないです。ちなみにそのとき衝撃的だったのは、浜名湖ではウナギの養殖をやっていない、と言う事実でした。
> 久保径太さん
ありがとうございます。ともに頑張りましょう!
投稿情報: siwata | 2007年7 月26日 (木) 23:26
先日妻が休日に仕事があると言うので、ここぞとばかり4歳の子供を連れて密かにうなぎを食って来ました。んで子供ののどにささっちゃったんです。美味しい美味しいと言って食べてたのに・・・。
歯医者さんのミラー、先が少し曲がったピンセット、バターナイフの経験談参考にさせて頂きました。ありがとうございます。耳鼻科の処置はもっもとですね。
僕は瀬戸内育ちでして、子供の頃、鯛の骨がのどにささって両親が慌てふためいたそうです。その経験からか、今でも魚を食べる時は舌と歯で骨の存在を検知しながら恐る恐るゆっくり噛んで、大丈夫だと思ったらよく噛んで味わってのみこんでます。「いきなり噛み締めず最初の数回の咀嚼は軽くゆっくり」を支持します。
投稿情報: 子連れ狼 | 2007年8 月29日 (水) 00:02
子連れ狼さん、コメントありがとうございます。
「ここぞとばかり」というのがいいですね笑。お子さんさぞかし痛がったでしょうし、子連れ狼さんは心配だったでしょうね。多少なりともお役に立って良かったです。
やはり子連れ狼さんも「骨除け」の極意は口の中で検知しながらですか。それしかないですよね。あのあと、なぜうなぎの骨だけ刺さりやすいのかを少し考えました。今のところの結論は、魚の骨に比べて柔らかく検知しにくい割に、刺さりやすいからじゃあないかと。いずれにしてもうなぎは大好物なので食べないわけに行きませんから、格闘は続きます。
ああ、一度でいいから骨などを気にせず、バクバクとうな重を食べてみたい(実は一度やったことがあり、すぐに骨が刺さりました)。
投稿情報: siwata | 2007年8 月29日 (水) 01:59