そのときに雨が降っていなければ、基本的に傘を持ち歩かない習慣があるので、今日もずぶ濡れになって帰宅しました。折りたたみ携帯傘ももちろん嫌い。
さて服も乾いたところで。。。今日は某パートナーさんで、大変お世話になっております某F氏の悩み相談と称した「サシ飲み」にてじっくり語り合いました。場所は、この間の「松本人志の滑らない話」にも登場した麻布十番のとらくまもぐら。最近連敗中だったのですが、比較的早い時間に電話したら、珍しく予約が取れました。
確かに悩み相談した気もしますし、まじめな話をした気もしますが、記憶に残っているのは子供の話と奥さんの話、プロレスの話、それから同年代ネタです。
プロレスの話は毎度のことで、トペ・スイシーダとかが普通に会話に出てくるくらいのプロレスツーカーな訳ですが、今回判明したのが、お相手が、僕と同様(いやそれ以上の)文化系オタクだったことです。属した部活は演劇部、放送部、新聞部。すばらしい。筋金入りです。ちなみに僕は中高大とずっと卓球部なので、運動部系です！
読書話でも盛り上がり(どうやって盛り上がるのか謎でしょう)、大学時代に読んで涙した本をお互いに教え合ったりと、文化系な感じで大いに盛り上がりました ... しかもなんとお互い挙げた学生時代の思い出本に共通して、宮本輝の「彗星物語」が入っていたことも、びっくりしました。僕は学生時代は友達の影響もあって、宮本輝や伊集院静などをよく読んでいましたが、最近はめっきり浅田次郎になってきています。最後に、友としてどうしても読んでもらいたい本として、おすすめさせていただいたのは浅田次郎の「壬生義士伝」(≒男のバイブル)と、つい先日ご紹介した「台湾人と日本精神」でした。F氏がお薦めしてくれた本は...忘れました！こんなこともあろうかと、あとでAmazonリンクを送り合うことになっているので問題ないでしょう。待ってます。
その他、お芝居や、映画、などで僕らの世代の話題で、今日の会合の趣旨を完全に忘れてしまいました。あ、やはり、とらくまもぐらはおいしかったですよ。
大盛り上がりで、5時間近く居座ったとらくまを辞して、南北線のホームで別れ際にF氏から言われたセリフが衝撃的で、最寄り駅に着くまで動揺していました。
「今日、話そうと思っていたことの10分の1も話せていません...」
ま、ま、まあ、いいじゃないの。。楽しかったんだし。。また相談に乗ります！
なんといっても同世代だからね。笑
参考までに、今日話題に上った本です。
(僕が記憶している範囲で...あとで思い出したら加えます)
文藝春秋 (1998/07)
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心温まる家族像 心が正直になれる本
読んだ後は清清しさを感じる一冊
早川書房 (2007/03/08)
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他の作品もぜひ村上訳で読みたい！ サスペンスを題材とした純文学 マーロウという探偵の魅力
中央公論新社 (2006/11)
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深い・・・（？） パーティーの終わり
村上春樹の作品
文藝春秋 (2002/09)
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浅田次郎、会心の一作 「侍」とは「義」とは、「誠」とは。 流石です。
講談社 (1994/10)
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人間ドラマの傑作 それでもポルトガルに行きたくなる 心が洗われる作品でした。
新潮社 (1988/06)
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エンターテイメントとして楽しめる イマイチ！ ドナウ川の流れ
浅田次郎、宮本輝に思わず反応してしまいコメント。子供を持った後に壬生義士伝を再読すると、また違った涙が出ますよねぇ。男のバイブルであり、父のバイブルでもあると思います。 宮本輝「海岸列車」は読まれました？「決意したとき、勝利は既に手の中にある」というすばらしいフレーズがあります。。。見ず知らずの者が唐突にスミマセン。
私、「P2Pがわかる本」を拝読して岩田さんのことを知った者です。ぜひご相談したいことがあり、誠に勝手ながら後ほどSkypeのコンタクト依頼をさせていただきます。どうか一見だけでもお願い申し上げます。
投稿情報: Akira | 2007年7 月12日 (木) 13:12
Akiraさん、コメントありがとうございます。子を持ったあとに壬生義士伝の再読はしていませんでした。今一度読んでみます。海岸列車は確か兄弟(兄妹だったかな)のお話でしたよね。実は遠い学生時代の思い出で、内容をほどんど忘れてしまいました。。しかしAkiraさんが引用されたそのフレーズはいいですね。たしかにそうですね。デモ学生の時にそのフレーズを読んでも、今のようにピントは来なかったかも知れません。
宮本輝はあるフレーズを軸に組み立てられているような印象を持つことが多いです。僕は海辺の扉も好きです。
さて拙著をお手に取っていただき誠にありがとうございます。また、Skypeでのコンタクトもありがとうございます。お目にかかれる日を楽しみにしています。
投稿情報: siwata | 2007年7 月13日 (金) 00:13