1歳半の交渉術

先週末、家族で海ほたるまでドライブに行きました。

前回来たときは、ちょうど2年前。うちの子がまだ奥さんのお腹にいるときでした。あのときは、海ほたるにいるときに、大きな地震が起き(相当揺れました)たのでした！アクアラインが上下線とも通行止めになり、つまり、海ほたるに数時間閉じこめられ、現場から携帯でmixi日記を書いたことを思い出します。(mixiアカウントをお持ちの方は2005年7月23日～7月24日の僕の日記を見てみてください)

今回は前回と比べると家族が一人増えていますが、それ以外はいたって平和なドライブでした。

海ほたるで食事もして、さんざん遊んだのでおみやげでも買って帰ろうと、お店に入ったら坊やがおもちゃコーナーから動かなくなってしまいました。売っている車のおもちゃでずーっと遊んでいます。そのうち飽きるだろうと、遊んでいる間に塩辛を買ったりしていたのですが、飽きるどころかさらにのめり込んでいます。

眠くなってきていて、聞き分けも悪くなってきているので、車のおもちゃを買ってあげて帰途に着くべきか、または買わずにそのまま抱っこして強制連行するか迷っていたとき...

坊やは3つくらいの車のおもちゃを抱えました。そしてもっともっと手に持てないくらい別の種類の車にも手を伸ばそうとします。そこで僕ら夫婦の口から出た言葉

「一つだけだよ」

すでに坊やの術中にはまっていました。買うか買わないかの交渉を持ち込もうと思っていたときに、一つか複数かの交渉にすり替えられていたのです。まあ数百円のおもちゃですし、あまり飽きることなく同じおもちゃで長い間遊ぶので、買ってあげるのはまったくやぶさかではなかったのですが、お見事と思いました。

勉強になるなぁ。