iTunesの新バージョン 8.0 が新iPodと同時にリリースされました。
新しいバージョンの目玉は、Geniusプレイリストと、Genius Sidebar。ある1曲を選ぶと、その曲と同じ好みの曲を教えてくれるというものです。Geniusプレイリストは、自分が持っている曲の中からその曲と同じノリの曲を集めてくれます。
今回、ときめいたのは、Genius Sidebar です。これは自分が持っている曲を一つ選ぶと、文字通りサイドバーにその曲を好きな人にお勧めの曲リストが表示されます。そして、「あなたの持っていない曲」も表示されるのです。ブルーハーツの曲を選んでいたら、サイドバーに WANDS が表示されました。懐かしい!速攻で購入。しばらくしていると COMPLEX のベストアルバムが出現。。懐かしい!買う寸前。すると、吉川晃司の「ナイフ」っていう曲が表示され、聞きたい!1曲だけ買うかアルバム買うか迷い中。ブルーハーツも、全部持っているかと思ったら、実は情熱の薔薇や夢がないことが分かり、やはり教えてくれる。30秒試聴。まもなく購入。
今回はバンドブーム時代の邦楽で試しましたが、こんな感じの連鎖が起きます。自分が欲していた(好きだったけど忘れていたような)音楽を思い出させてくれて、すぐ買える、もちろんすぐ聞けるこの機能のおかげで、今まで気づかぬうちに満たされていなかった「実はこれが聴きたかった!」願望が満たされ、音楽的に健康になった気がします。
しかもこのGeniusの基本データは、iTunesユーザーが各自作っている自分用のプレイリストの情報を元にしているとのこと。それがいいですね。今まで音声の解析によって、機械的に似た曲をレコメンドする機能は見たことありますが、必ずしもそういうもんじゃないでしょう。コアメタルばかりだと疲れるからミディアムテンポも入れておくみたいな、そんな微妙なオススメが実現されたらいいですね。今後、どんどん精度が上がっていくそうなので楽しみです。意外な傾向があったりするのも面白そう。
(アフィリエイトリンク張ろうと思ったけど時間がないのであとで)
[参考]
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