以前カレーの会で同時に数台のiPhoneを見たときの衝撃がやや薄らいできたこの頃。先週、Mash-Up Award 3 で、前回に続きSkype賞を受賞された石原さんが、賞品の mylo を受け取りにオフィスにやってきた。
技術話(今回は主にcometについて知りたかったことを教えてもらった)や、ビジネス話、個人事業主話(笑)などをして楽しかった。そしてどういう訳か、最後、石原さんによる iPhone の実演が始まった。
iPhone は石原さんのような、多くの「営業マン」が種となって口コミを発生させ、Viral マーケティングが自然に起こっているんだな、と被営業者としてよくわかった。(そしてSkypeも「音いいんだよ!試してみ!」みたいな口コミがきっとワークしているんだろうなと思った)マーケティング風に言うと「コネクター」、技術風言うと(笑)さしずめ「アウターエッジ・セールス(アウターエッジ・エヴァンジェリズム)」くらいな感じ。そう、石原さんの(iPhone)営業はすばらしく、オフィスにいた他のメンバーも感心しきり。
さてそんなことがあったあとの週末。修理に出していたPCの受け取りに、家族で家電量販店に来ていたときのこと。店内アナウンスで「iPod Touchが緊急入荷いたしました。話題の商品iPod Touchが緊急・・・」おお、これはとiPodコーナーに行くと8GBと16GBが揃って入荷している。まあそんなに入手困難なものではないので、買うにしても、別に今じゃなくてもいいやとスルー。
そして翌日、ひょんなことから(坊やが行きたがった)再び同じ量販店に。そこで、もし今日も売っていたら「これも何かの縁だし(注)、Touch買うか」と半ば奥さんの了解も取り付けていた。そしてふらっとiPodコーナーに行くと....「予約受付中」。前日何台入ったかは知らないけど、へ~そんなに売れちゃうんだ~とびっくり。
(注)「これも何かの縁だし」: 物欲番長の典型的な言い訳
そしてなぜか iPod Classic 160 GB を購入。
いやー血迷ったわけではなくて、iPod Touch が欲しいなと思うと同時に、Classic も捨てがたいと思っていた。ホントだよ!理由:
- iPodのもともとのコンセプトである、全部入れて持ち歩くをやりたい
- 中途半端なディスク容量だと、入れる曲を悩んだり、肝心なときに聴きたい曲が入っていないということがおきて、嫌
- 写真もムービーも全部入れて持ち歩きたい
- こどもの写真、出張先の写真など。自分で見るだけじゃなくて実家に帰ったときに親や親戚に見せたり(ケーブルでTVに映して)、友人知人に見せたい
- 実はR社O氏がそういう使い方をしていてうらやましかった
- Xactiのバッテリーがもったいないので、再生に使いたくない
- 容量を気にしたくない
- ひとつ「空母」的なものが欲しかった。この容量であれば、たとえ古びたとしても価値は薄れないだろう
一つ誤算は、防水Xactiの動画はそのままだとiPodで再生できないこと。ファイル形式は「MPEG-4ビデオ」だけど、ビデオコーデックがH.264なため。変換が必要。
僕は今まではWalkmanを使っていたのだが、MP3対応後からなのですべてMP3で聞いていたため、過去のエンコーディング資産も無駄にならない。(ATRACの人はそれが理由でiPodに移れない人が実に多い)。はっきり言って 160 GB なんていう容量は本当に必要なのか微妙だと思っている(笑)。とりあえず新規にエンコーディングするものはAACで始めてみて、あまりにも容量に余裕があるようなら、Apple Lossless にしてみようかと思う。
実は新Walkmanを買おうか悩んでいたところでもあった。「単体でワンセグ録画」ができるのは結構魅力的だったから。それと僕は外資系に勤めていてナンだけど、できるだけ国産を応援したいというスタンスなんです。でもまあ上記の理由で容量とか、ペリフェラルの充実度とかを鑑みて、このたび初めて iPod を所有するに至った。
iPod を買ったこととリンクしているわけじゃないんだけど、もし年末に噂通り、超軽量のMac Book Proが出たら、マカーになろうかともちょっと思っている。ずばり理由は Vista の重さと、(Vistaの)クラシックモードの味気なさのどちらにも耐えられなくなってきたから。。笑
ぼくもClassicですべてをどかんと持ち歩くスタイルは狙ってました!いいなぁ。
空母
という表現が絶妙w
投稿情報: けい | 2007年10 月31日 (水) 00:35
けいさん
持っているCDはほとんどすべてClassicに入りましたが、まだ10%にも達していません。ムービーを入れてもまだ容量を気にする状況では全くありません。学生の頃に買ったCDの音楽などを再び楽しむ良いきっかけになっています。
投稿情報: siwata | 2007年11 月 5日 (月) 18:42