世界卓球2007が閉幕しました。
女子も良かったですが、やはり男子はおもしろい!
ダブルスの決勝、とくにシングルスの決勝は燃えました!!王励勤の大逆転は鳥肌ものでしたよね!
実は(※)僕、中学(部長)、高校(何もしない副部長)、大学(ほぼ飲み会要員)まで、卓球を続けてきておりまして、スゴ録のおまかせまる録キーワードには「卓球」を登録しているほど卓球好きです。僕らの頃は、渋谷浩と松下浩二が、全中およびインターハイでしのぎを削る時代で、その記事を卓球レポートで読みながら部活にいそしんでおりました。
たとえば今回の世界卓球でも、試合が始まると、相手のサーブが気になります。実際の試合でもそうですが、サーブのうまい相手だと、最初は本当にわからないんです。ラケットの動きから想定する向きと逆にボールがふわっと曲がると、「おお逆かい!」と思いながら、ややあてずっぽうで返すラケットを出すこともあります。試合が進むにつれ、相手のサーブにも慣れ、癖もわかり(その分自分の癖もばれる)、最後はそれらを超えたところで集大成の勝負となるのが常です。
中学、高校の頃は結構精神的に弱い部分がありましたが、図々しくなった今の僕の心臓が当時あればなぁ、と思ったりもします。
と、そんな一人フラッシュバックを起こさせてくれたのも、世界卓球がリーズナブルな時間帯に、放送されたからです。これは快挙です。そもそもスゴ録を買った瞬間に「卓球」をキーワードに入れなければならないほど、卓球の放送は少ないのです。まあ、ハンドボールや水球よりはましかもしれませんが、全日本選手権の決勝すらままならない状況が続いておりました。卓球プレイヤーおよびファンにとっては不遇の時代が長かったのです。
ところが ... 福原愛(体育会系として後輩は呼び捨て。笑)が登場し、泣き虫を卒業し実践で活躍するようになってから状況は変わりました。
卓球の放送が増えたのです。アテネオリンピックも過去の大会では考えられないほどの時間が放送されました(それでもごくわずかですが...)。そして今回の世界卓球2007。スタジオには石原良純さんがいて盛り上げているんですよ。。ちょっと卑屈すぎるかもしれませんが(笑)、あんなメジャーな方が熱くコメントされているのを見て、目頭が熱くなりました。
それもこれも、福原愛、君のおかげです。ありがとう。
(※)卓球部出身者は、かならず自分が卓球部であったことを告白する際に「実は」と前置きをする。
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